よく、スポーツ選手が「勝つ自分をイメージする」と良いといったことを聞いたとはありませんか?
それは仕事にも言えるかもしれません。
あなたは普段どのようなことをイメージしていますか?
良いこと、悪いこと、こうなったらうれしいな、とかこれは嫌だな…など様々だと思います。
想像することは、自分の気持ちに変化を与えます。それだけではなく、これから起こることのためのリハーサルをしている
イメージすることにより現実に起こる可能性を高めていると言えますね。
今回は、そんな「イメージ」のもつ効果、作用についてまとめました。
イメージが体を動かす?
夢の中で、例えば高いところから落ちているものだとすると、ビクッとなって起きてしまうことってありませんか?
また、特定の歌手をイメージして歌を歌ってみたら、なんとなく似てくるなどはありませんか?
イメージすると体が動くというのはある種当たり前の話で、
例えば夢の中で登場人物が外国語を話しているというものを見た経験がある、という方はかなり少ないと思います。経験やイメージできないから見ないのですね。
このように考えてみれば、仕事においても良いイメージをしていれば業績も上がるし、悪いイメージだとその通りになってしまう可能性がぐっと上がるということができると思います。
だからといってポジティブばかりがいいというわけではありません。
例えば、ピンチの場面をイメージして、それに対応する自分をもイメージすることで、実際に局面に立たされたときにはパっと行動できるようにしているスポーツ選手もいるようです。
これほどまでにイメージが体に与える影響というのは大きいため、活用していきたいですね。
仕事ができる人のイメージとは
将来こうなりたい、もしくは現状を維持したい。こういった方々にはイメージのもつ力を活用して頂きたいと思います。
簡単なものですと、「理想としている人に、自分がなりきって行動している」ところをイメージするというものがあります。
現実と違いすぎてイメージできない…という場合もありますが、イメージすることで感じる違和感により、現実と理想の違いを把握することができます。
また、理想の人と同じように行動することで、その人がどのように感じて、どのように行動しているのかがわかってくるので効果的と言えます。
それとは別に、「思ったより自分の状態と近いのではないか…」と思える場合なら理想に近づいていると言えます。
自らを向上させるためにも、イメージすることはとても大切ですね
まとめ
人は、新しいことや未知のものに対して不安を抱く生き物です。
そんな感情から目をそらしていると、どう対処すればいいのかもわからなくなるので余計に不安を感じてしまいます。
なので、先にイメージをしておけば、そんな不安も和らぐはずです。
例えばプレゼンをすることになったとき、事前にイメージして練習していれば少なからず落ちついて臨めると思います。
まったく練習していなくても緊張せずにできるという人の方がかなり稀です。
まずはイメージするということを習慣にしてみてはいかがでしょうか