前回に引き続き、
いつも無意識レベルで行っている「習慣」についてまとめました。
参考書:
「脳に悪い7つの習慣」
素直に感動する
何かを見たり聞いたりしたときに、「すごい!」と感動することができれば、
判断力と理解力が高まると言われています。
A10神経群に感動をつかさどる「尾状核」というものがあり、
それにより気持ちが動き、結果的に判断力・理解力が高まるそうです。
ですので、ささいな話や物事であっても、
「すごいなぁ」というように気持ちを動かすことができれば、脳のパフォーマンスが上がります。
笑顔の練習を!!
先ほどの「尾状核」は、表情筋をつながっており、表情をもつかさどるとのこと。
ですので、笑顔を作ることで密接に関連神経に働きかけることができ、
マイナスなことも考えにくくなるそう。
「おもしろいから笑う」だけでなく、先に笑ってみると、意外と楽しくなってくるもの。
普段から笑わない人は特に、
鏡の前で笑顔の練習をしてみて下さい。
また、仕事中でも笑顔でいるようにしてみれば、
クライアントや周囲からの印象も良く映りますし、仕事のパフォーマンスも上がりますよ。
満足しないこと
脳の特徴として、終わりがわかると機能しなくなるというものがあります。
授業中や、仕事の場合は会議など、
「あともう少しで休憩だ!」
と思った途端脱力してしまったり、集中が切れてしまうことはありませんか?
「あともう少しで終わり」「そろそろできてきたな」
このように思うことで、
脳は「そのことを考えなくてよい」と判断してしまいます。
そのため、ゴールが近づいてきたら、
「最後まで頑張るぞ!」「こっこからが本番だ!」
という風に切り替えるようにしましょう。
そうすることで集中力を持続させ、やりきることができるはずです。
無理だと考えるのはやめよう。
「無理、できない…」
と考えてしまうと、それを正当化しようとしてしまいます。
その時点で成長は望めなくなりますよね。
「〇〇だから無理」「こうだからできない」
こういう風に、自分を正当化して「やらない言い訳」を作ってしまうのが脳の働きとしてあります。
物事に対し不安に思うことでこのような考えを生み、
何度も同じことに対して理解と判断をやり直そうとするので、結局何も深めることが出来なくなります。
無謀に「自分はできる」と過信もよくないですが、
最初から「できない」で片づけず、チャレンジするようにしてみましょう。
それでダメなら、
「なぜ難しいのか」「どうすればできるようになるか」
これらに視点を置くようにしましょう。
やらない選択肢よりよっぽど価値のある事ですよね。
明確に目標を設定する
「頑張ります」「気を付けます」
は、とてもあいまいな言葉です。
普段何気なく使ってしまいますが、結局のところ、
「何をどうするの?」
に行きつきます。
「〇時〇分までに、電話を10件かけます。」
という風に明確にした方が、次にやるべきことがはっきりし、効率も上がります。
設定することは難しいこともありますが、
あくまで目標ですので、もしできなかった場合は
「なぜ達成できなかったのか?」「どうすれば達成できたか?」
を掘り下げることもできるので、
結果的に自分のやり方の改善につながりますね。
まとめ
今回は、
「感動すること」「笑顔をつくること」「目標を定めること」
これらを重点的にまとめました。
次回ももう少し、習慣についてまとめていきます。