仕事やクライアントとの関係で失敗することは誰しも必ず経験があると思います。
ましてやそれを人に知られたくない、という人が大半ですよね。
でも失敗したことを隠していると、
どんどん収集がつかなくなる可能性も…。
・同じミスを繰り返す
・被害が拡大する
・失敗したことを隠蔽したという責任も負うハメに
・失敗を恐れ、チャレンジできなくなる
こういった事態が想定されます。
バイトや社員を指導した経験がある方ならあるあるかもしれませんが、
「従業員が失敗を隠していたことが発覚した」というケースはやはり少なくはありません。
なぜ失敗を隠すのか?
一度失敗すると、失うものが大きいので、必然的に人は失敗を回避、隠したくなるようです。
- ・社内外での信頼
- ・部下からの尊敬
- ・上司からの評価
- ・給料、待遇、積み上げた時間
これらが一気になくなってしまうため、人に知られるのはかなりリスクなことに感じますよね。
どういう人に多いのか
- ・独自のやり方をもって仕事をする人
- ・プライドの高い人
- ・自分を過大評価している人
等です。
自分のやり方で失敗した場合、
上司からの言いつけを守らずに仕事をしていたため、責任は自分自身にあります。
そのため、隠す傾向が高まるといいます。
また、プライドの高い人は、
自尊心が傷つくのを恐れ、発覚することを恐れ隠蔽する傾向があります。
「自分を過大評価している人」は、
失敗しても自分でカバーできると思っているので、わざわざ人には言わず、自分で何とかしようとします。
結果、空回りしてさらに大きな被害を会社にもたらしてしまうという場合もあります。
失敗も全て記録する
失敗を隠していると、良いことなど一つもないということがわかりますね。
被害を拡大させないためにも、社内での共有は必須となります。
失敗したときに、勇気を出して声を上げましょう。
そうすることで、周りも助けやすくなりますし、それらを記録しておけば、同じ失敗が起きるリスクを減らすことが出来ます。
また、助けてもらい、自分も助けることで社内の仲間意識がアップします!
その失敗を他の部署でも共有しておけば、
他部署の仕事を考える機会にもなり、会社全体の意識改善につなげることが出来ます。
失敗をすればその分責任は伴いますが、
それを隠し続けることでさらに周囲に迷惑がかかります。
そうなるとさらに責任が重くなり、手のつけようがなくなる…
何てことにならないよう、報連相はしっかり行いましょう。