会社に属している以上、仕事=他人事ではありません。
①すごく丁寧な接客で、顧客からの信頼の厚いAさん
②空回りして、顧客を怒らせてばかりいるBさん
この二名が同じ会社に属しているとしたら、どちらが顧客の印象に残るでしょうか?
人は、良いことよりも悪い事の方がよく覚えているものです。
どれだけ幸せでも、それが当たり前になってしまいますが、
悪いことについては、数年経っても思い出せる人も少なくないと思います。
上記の例でいうと、
「いつもAさんにはよくしてもらっているけど、Bさんがいる以上、仕事を発注するのは心配だな…」
と、顧客は不安になってしまうものです。
ですので、自分だけが成功していればそれでいいとう考えではなく、
自分が所属している会社全体のことを考えることができれば、できるビジネスマンに近づくことができます。
仕事は他人から与えられるものではない
他人から言われるがまま仕事をしていると、どうしても他人事になってしまいます。
また、会社を離れ、フリーで仕事をするとなった時、都合よく仕事がもらえるわけでもありません。
自分で仕事を取ってきて、自分事としてやると、モチベーションも段違いです。
やってはいけないのは、
営業スタッフなどがせっかく取ってきた仕事を、他人事のように考え、成果を出せないことです。
顧客の利益=会社の利益=自分の利益
「自分が担当ではないから関係ない」
ではなく、自社で受けている仕事ですから、まったく無関係ではありません。
出来る限りの報告・連絡・相談をして、
全員で解決へ向けて動かなくてはなりません。
単に学校へ行き、日々を過ごしているとこのような機会はあまり巡り合えないです。
こういった意識や経験を学生のうちから積んで、即戦力へとなっていきましょう。