情報アーキテクチャとは、
複雑なものをシンプルにして、状況や目的に合わせて
ユーザーにとってわかりやすく、たどり着きやすくすること。
WEBサイトを制作する際、重要なのは
ビジネス目的とユーザー目的を明確にすること。
それら両方を満たす最適なサイト構造の設計を、計画的に行うことである。
参考書:「ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック2 Webデザイン」
WEBサイトを訪れたユーザーを、目的に応じて誘導できるように設計とデザインが必要になります。
それらを具体的にどのように行えばいいのか?
そのコツを、参考書を通じてまとめました。
WEBサイトを作る際の準備物10個
- ①ペルソナとユーザーシナリオ
- ②ユーザーニーズ/ユーザビリティ調査の計画
- ③調査の分析レポート
- ④競合分析調査
- ⑤コンセプトモデルとハイレベルサイトマップ
- ⑥コンテンツのマッピング
- ⑦詳細サイトマップ
- ⑧ユーザーのフローチャート
- ⑨ワイヤーフレームとコンテンツ仕様
- ⑩詳細画面デザイン
上記準備物は必ずしも用意しなければならないわけではなく、
サイトや予算の規模感で変動します。
ただ、ここまで詳細にはできなくとも、
ビジネス目的とユーザー目的や競合サイトの情報などは把握しておくべきことです。
ペルソナについて
アンケートやヒアリングを行い、ユーザーを分析する。
企業側がターゲットとして定めていた年齢層よりも、
実際にはもう少し上の年齢層の顧客のニーズが高かった、などという場合があります。
- ・性別
- ・年齢
- ・趣味
これらについての情報を集めることで、
「典型的なユーザー像」が出来上がります。
ペルソナの内容
- ・名前
- ・年齢
- ・性別
- ・職業
- ・家族構成
- ・趣味
- ・サイトを利用する目的
- ・よく利用するWEBサイト
など、情報があればあるほど明確にユーザーを理解することができます。
どんな人にどんなサービスをアプローチすればいいのかが明確になります。
※ユーザー像を可視化した、現実のユーザーモデルである。
企業側の理想のターゲット像ではなく、
実際のデータに基づいて設定することが非常に重要です。
設定したペルソナに対して商品をもっと売れるようにアプローチしたり、
狙いとは違うユーザー層なのであれば、どうしたら理想に近づけるのかの確認もできます。
次回は、サイト設計についての内容をまとめます。