USPとは、Unique Selling Proposition の略語で、
商品やサービスが持っている独自の強みを意味する一般的に知られているマーケティング用語です。
商品やサービスを提供する時、このUSPについて考えることで、他社にはない強みを見出すことができます。
独自の強みが見つからないという場合、作りだしてもいい。
ウチの会社のサービスって、他社とどこが違う?
と考えても答えが見つからなかった場合、
「他社がやっていないサービスを始める」という手があります。
強みが見つからなければ新しく作り出せばいいのです。
注意点
〇実現可能なものにすること。
例えば、24時間365日毎日サポートします!
というような売りにしたところで、対応できるスタッフがいなければ話になりません。
対応できなければ、逆にお客様からの信頼も落ちてしまいます。
より現実的に確実な部分でアピールすることが大切です。
〇誰も気づいていないポイントをアピールすること。
普段、当たり前だと思っていることでも、
お客様が知らないことや、アピールにつながることはあります。
それらを掘り下げてアピールすれば、それだけでも独自の強みとなります。
※他社もアピールしていれば効果は薄れてしまうのがデメリットではあります。
〇商品の本質以外でも勝負できる。
例えば、飲食店で、メニューがそこまで多くないとした場合、
「どの店よりも早く提供できますよ!」
「出前は深夜でも対応しています!」
などのサービスも提供できます。
商品やサービスの本質的なところでは他社に負けるとしても、それ以外で勝てるところを探します。
強みを探るポイント
- ・誰が
- ・いつ
- ・どこで
- ・何を
- ・なぜ
- ・どのように
- ・いくらで
いわゆる5W2Hです。
これらに一つ一つ回答していけば、独自の強みが見つけやすくなります。
それらの質問で出てきた要素を、さらに詳細に語ることができれば、
効果的なキャッチコピーの出来上がりです。