売り文句がたくさんあっても…
プレゼン資料やチラシ、Webデザインなどを作る時、誰に魅せるか、予算や手間のかけかたは変わりますが、どちらにせよ「ひまひとつイケテナイ」「なんだか売れなさそう」という資料には、いくつかの共通点があります。
まず売り文句がたくさん並んでいて、会議の資料のままのようなものです。お客さんの気持ちになって資料を見て、なんだか面倒で読みたくないな…という印象をもつものは修正が必要です。
次にビジュアル要素が乏しいことです。
イメージがないからといって、無駄な装飾を施すのは禁物です。余計に安っぽい資料になっていしまいます。
例えば文字をグラデーションや立体にしてしまう。これではお客様に適切なメッセージを伝えれなくなります。
印刷書類ではグラデーションを避ける
顧客に読んで理解して貰う必要があります。そのための読ませる工夫が必要ですが、文字は良い書体を選び、あまりいじらないほうが読みやすいのです。
グラデーションは目につきます。ただし読みやすいかは別の話で、むしろ読みづらくなります。グラデーションが本当にきれいな色で印刷出来るかも分かりませんし、むしろチープな印象だけが強くなってしまいます。
また、コントラストも読ませる上で大切で、大きさだけでなく、読ませる文字は全面に出てくる色にし、背景とのコントラストがしっかり高くなるようにします。
強調するポイントを絞り内容の構成から変更する
キービジュアルを設け売り文句を強調する
商品の購入対象者に近いイメージのイラストを大きく使うこと、また、イラストで季節の行事を予想させるなど、訴求テーマに合わせようにします。
色数や文字数も絞り、一番目立たせないところを決めます。