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システムの提案

システムの見積もりって良く分からないですよね?

どうやって計算すればよいのか、平均的な価格などとても難しいですよね?本日は初心者向けにシステムの見積もりについて書きます。

以下の3つから説明します。
1.システムの見積もり
2.2段階見積もりの手法
3.ファンクションポイント方

【プロジェクトの成否を決める見積もりの制度】
以前は余分にかかった工数について請求することが出来ましたが、最近は特別な事情がない限り難しいため、見積もりの精度が必要です。
現在の見積もりの手法
LOC、類推法、積算法、ファンクションポイント(FP)法、COCOMOⅡ

LOC法?
・プログラムの行数に着目して見積もる方法
➡C/S型システムの開発で使われません。

類推法?
・類似の開発事例から開発見積もり規模を類推する方法

積算法?
・細分化した作業項目ごとの工数を足し合わせて見積もる方法

上記はいずれも過去の経験値から見積もる方法です。

FP法?
画面、帳票、ファイルなどの複雑さを点数化して見積もる方法

COCOMOⅡ?
・想定されるプログラムの行数と開発工程の数や難易度から開発工数を見積もる方法です。

 

【見積もりが難しくなった背景と2段階見積もりの手法】
最近はアプリケーション、、ミドルウェア、DB、OS、ブラウザなどシステムを組み合わせて開発することが最近は増えているので、見積もりの難易度が上がっています
➡そのためプログラムの行数=開発の工数みたいな単純計算が通用しなくなりました。

多くの場合、要件が固まるのは設計もしくは、実装の段階ですが、ユーザー企業は予算の関係で、契約段階で見積もりを求めます。
➡そのため1部の会社では、最近、設計フェーズと実装フェーズの2段階で見積もりを出しています。

 

【デファクトとなりつつあるファンクションポイント法】
FP法とは画面、帳票、ファイルなどの複雑さを点数化して見積もる方法。
➡定量的な見積もり方法でありながら開発言語に依存しナため、現在、最も標準に近い見積もり手法とされます。

※しかし、機能数の算出にはユーザーの要件定義書が必須になります。なので要件が固まってない契約段階では、基本的にFP法は通りません。

➡2段階見積もりの手法を利用して、要件定義・設計の前段階ではおおまかな見積もりを出すことが多いです。

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