導入する際の設計ポイント
まず導入する時に気にしないといけないことは、どのコンテンツをムーバブルタイプ(Movable Type)で管理するかを決めることです。
例えばこのような構造でウェブサイトを運用していた場合、まずはどの部分をMovable Typeで更新するかを決めます。
○トップページ(新着情報5件表示)
—・新着情報
———-トピックス、イベント、採用情報
—・商品情報
———-アイテム1 アイテム2
—・会社情報
———-代表あいさつ 沿革 アクセス
—・採用情報
———-新卒採用 アルバイト
—・よくある質問
—・お問い合わせ
—・プライバシーポリシー
更新していきたいのは、新着情報や商品情報や採用情報かなというように、コンテンツ単位で目星をつけます。
Movable Typeは更新したいコンテンツを「ブログ」という単位で、複数区切ることができます。
コンテンツ振り分け例
■ウェブサイト
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○新着情報ブログ
トップページ
新着情報
トピックス イベント情報 採用情報
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○商品情報ブログ
商品情報
アイテム1 アイテム2
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○採用情報ブログ
採用情報
新卒採用 アルバイト
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・よくある質問
・会社概要
・お問い合わせ
・プライバシーポリシー
というようにブログを構築して設計します。トップページでは新着情報最新5件を表示させるため、トップページを新着情報ブログに含めます
静的ページはウェブページとして組み込む
今回なら、会社情報、よくある質問、ポリシーページなどは、静的ページとしてウェブページで更新できるよう組み込みを行うようにします。
静的ページを出力する
上記は全てをMovable Typeで管理する設計にしています、既存のページの一部はMovable Type化することも可能です。
この場合に活躍するのが、静的ページを出力するというMTの機能です。
システムの都合で「URL設定により設定階層に同名フォルダを設置できない」という問題もなく、既に出力してあるファイルを直接上書きしての公開も可能です。
簡単な構成で作成するには、
Webサイトは全てを統括するように設定しておけば、他コンテンツをMT化するのも簡単にできます。
このようにサイトの新規制作はもちろんのこと、既存のサイトをMT化して管理することも制限なく構築ができ、設計次第では少ない工数で導入することもできます。