AIが進化していく時代において人間はどんな価値を生み出すことが求められるのでしょうか、今の仕事をどのように進化せていけば良いのか?
政府はどういう試算をしているのか。
人手不足の解消には繋がるが、雇用のボリュームゾーンである従来型のミドルスキルのホワイトカラーのしごとは、大きく減少していくとはっきり述べられています。
ビジネスの形も大きく変わっていくため、新たな雇用ニーズを生み出していくと言われています。AIによってビジネスがどう変化していくかを考えながら、一人ひとりが自分の仕事を進化せることを政府は求めています。
AIが苦手な領域から人間の仕事の価値を考える
まずAIが得意とするのは、論理的に分析し、大量の情報から統計的に考えたりする、論理的、分析的、統計的、構造的(仕組み化された中で大量に実施する)分野です。
大量、高速、同じことの繰り返しをなぜAIが得意とするのか、
その理由はシンプルで、疲れない、そして飽きない、からです。
人間は、飽きるという感情を持ちます。しかしAIはこの仕事を飽きたからやりたくない、とは言いません。
それはコンピューターやロボットは感情を持ってないからです。
人間は疲れる、飽きる感情をもっているからこそ、創意工夫をしようと考えるのが人間の強みで、面白さであるとも考えられます。
つまり、「創造的に考えることがより必要な領域」、「身体性や感情が求められる領域」においては、まだまだ人間のほうがAIよりも優秀なのです。
もしも今の自分の仕事が、「論理的、分析的、統計的、構造的(仕組み化された中で大量に実施する)分野」の仕事が大半である場合は、近いうちにAIに代替されるかもしれないという危機感を持った方がよいかもしれません。