【文章は絶対に「ゼロ」から書き始めてはいけない】
「文章の書き方が分からない」
「書き始めたけど、すぐに行き詰まる」
「書かないといけないのだが、なかなか腰が上がらない」
ビジネスパーソンの方々から、そんな悩みの声を聴くことがあります。そういうとき、私がいつも尋ねる質問がこれです。
「ちゃんと文章の”素材”を用意しましたか?」
・文章を書くとき、なかなか腰が上がらないのは、各準備が出来ていないからです。しっかり書く内容が決まっていれば、苦も無くスラスラ書き進められます。
・文章執筆に時間がかかる最大の原因は、ゼロから文章を作ろうとすることです。
・各内容が分かっていれば、つまり、素材の準備が出来ていれば、速く書けるのです。
新聞記者が一瞬で記事を書ける理由
・「書く」仕事ではなく、「聞く仕事」です。
・新聞記者のアウトプットは「書く」ことです。しかし、それはあくまでも最後のプロセスにしかすぎません。
・一番重要なのは、その前の準備、つまり「取材」です。
➡取材とは「素材を集めること」であり、「聞く仕事です。」取材でどんな素材を集めるかによって、原稿のクオリティが変わります。
・新聞記者の取材はより角度の高い素材集めになります。スクープ記事の場合には、いかに早く書き終えてリリースするかが、他社との勝敗を分けます。十分な素材を集めた時、記者は猛スピードで記事を書き上げます。
➡新聞記者でさえ、十分な素材がないと文章が書けないのです。
記事を書く上で必要なのは「素材を探すこと」です。
文章を書く前に、素材を見つける大切さを知っているのです。
書くことが、決まった瞬間から、常にアンテナを立てている。
走すれば、書く前に、書く内容が準備されている状態になります。