第1章
10倍速く書ける「素材文章術」
素材の3要素
「独自の事実」「エピソード」「数字」
まず、「素材とは何か?」を改めて定義しておきます。
「どう書くか」より「何を書くか」
こういう経験ありませんか?
・「話し方」が上手くて感動したのではなく、話す「内容」に感動したこと。
文章も同じです。
「どう書くか」より「何を書くか」が、はるかに重要です。
・大切なのは、文章の「表現」ではなく、文章の「中身」だということです。
・文章の中身とは、つまり「素材」です。
では、文章の素材とは、どんなものか。
素材とは3つ。
①「独自の事実」
②「エピソード」
③「数字」
つまり、読み手に「これを伝えたい」と思う内容そのものを指すのです。
【文章は素材が9割】
素材に目を向けるだけで、文章は早く書ける。
・新聞記事は「9割以上」素材が出来ています。
・素材とは、独自の事実、エピソード、数字でした。
企画書は「素材だけ」で書ける
・企画書も、素材から出来ているのです。
とりわけ企画書は、書き手の思いが強ければ強いほど。「良く思われよう」と思うあまり、内容を「盛って」しまうことがあります。説明しすぎたり、書きすぎてしまいがちになる。
しかし、企画書の読み手が知りたいのは、
「どんな課題をどのように解決するのか?」ということです。
それは補強する必要最低限の素材があれば、企画書は書けます。
忙しいビジネスパーソンは、必要以上に文章のクオリティを追求するより、良い素材を上手に使った文章w目指す方がいいと私は考えます。
➡そうすれば、速く書けることもできます。