前回の記事に引き続き、人生とお金の知恵についてパート10を記載します。
【お金を運用する】
1)お金を運用する目的 ~「守る」と「ふやす」
A:価値を「守る」
・働いて価値を提供し、お金を得て、お金を貯めるのは、基本的に何かに使うためです。たとえば、老後に備えてお金を貯めるのは、老後に使うことを想定しています。 ➡このため、使うまでの間、働いて得た価値を「守る」(保つ)必要があります。
ー(A)「老後のためのお金」について、たちえば「増やそう」とするあまり、無理な運用をして失敗し、「減らしてしまった」場合、働いて得た価値を「守る」ことが出来ず老後のプランに支障が出ます。
ー(B)逆に、「老後のためのお金」について「安全性」を重視するあまり、たとえばインフレが進む中で現金と普通貯金だけにお金を置いておくと、実質的な価値(実質購買力)が減少します。
➡この場合も働いて得た価値を「守る」ことが出来ず、老後のプランに支障が出ます。
B;お金をふやす
・働いて得るお金だけで、将来お金が不足しない場合は問題ありません。
➡しかし、将来、お金が不足しそうな場合はどうでしょうか?
・お金を増やすこともテーマになります。
「守る」ことと「ふやすこと」
・働いて得た価値を「守る」ことと、お金を「ふやす」ことは、ともに重要的な目的です。
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