前回の記事に引き続き、人生とお金の知恵についてパート7を記載します。
【お金の使い方を考える】
1)価値の使い方
・「お金」の使い方として、大切なことは…
「価値の高い使い方をする」
ということです。
・収入には限りがあります。お金は、有限で貴重な資源です。あることにお金を使うと、ほかのことに使えなくなります。
➡このため…
他の事に使うよりも、高い価値(満足や効果)が得られる使い方をしなければ、見合わない
ことになります。
※ お金は有限⇒「価値の高いお金の使い方をする」ことを心がけましょう。
➡何が「価値の高い使い方」かは、その人の価値観に依存します。人間の欲望には限りがありませんから、いろいろなものを買いたいと思うのは当然です。
⇒一方で、お金は有限です。このため、自分の価値観に照らして、「どのように優先順位をつけるか」がポイントになります。
➡そのため役立つのが、
ライフプラン
です。
人間はどうしても目先の欲求に捉われ、将来的なことを軽視しがちです。このため、ライフプランを描き、中長期的な簡単から優先順位を考えることが望まれます。
2)お金の使い方の見直し
・お金の使い方の見直しは自分のライフプランや価値観に基づいて行うものですが、以下のような考え方を理解しておくと役立ちます。
消費と投資
・「消費」とは主に現在の満足のためにお金を使う(モノやサービスを消費すること)こと、
「投資」とは将来の価値や満足を高めるためにお金を使う(何かをあとに残す)ことです。
例:)
たとえば、大学に進学する費用は、様々な能力を高めるための「投資」と考えられます。
一方、食事にお金を使うのは、一般的に「消費」です。
・「投資」と「消費」の境界はあいまいです。
例:)例えば食事は一般的には「消費」ですが、プロスポーツ選手にとっての食事は健康を保つ上で「投資」の性質を持ちます。