デザイン

プレゼンにおける書体の重要性はまず、見えること2

前回までは和文書体の種類を見てきましたが、今回は欧文書体の種類から見ていきます。

 

欧文書体の種類

セリフ体

線の末端にセリフと呼ばれる装飾がついていて、平筆で書いた時の名残から線に太い部分と細い部分がある書体をセリフ体、またはローマン体と呼びます。ローマン体はセリフの形状で得意分野が変わります。 Times New Romanのような平筆の名残の強いローマン体は、その形が文字を強調し可読性が高いため主に書籍のような長文で用いられています。

 

サンセリフ体

線の末端にセリフがない書体を総じてサンセリフと呼びます。日本語のゴシック体と同じように設計されたもので、プレゼンテーションの場面でも遠くから視認やすいことからメインで使われやすいです。

 

スクリプト体

手書きの流れを再現した書体。筆記体で書いたような雰囲気を再現できることから、高級感や独自な雰囲気がえられます。
プレゼンテーションの場面では使うことはほぼありませんが、演出したい雰囲気に合えば便利な書体です。

 

MSゴシックは標準より太く、MS明朝は標準より細い

パワポーポイントには多くの書体が入っていますが、
MS明朝はプレゼンテーションには向かず、MSゴシックは紙に印刷するような書類制作には向きません。

Windowsの搭載フォントは半角と全角の字幅がまちまちです。

見出しなどにフォントを利用する場合は字間は詰まって見えたほうがシャープに見えます。プロポーショナルでないフォントを使う場合は、カーニング機能を使って文字を詰めるとよいです。

 

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