伝わるスライド
・文字がたくさん書かれている
・どこから見ればいいかわからない
・色が沢山あってごちゃごちゃしている
このようなスライドは聞き手にとって迷惑なものになっていしまいます。情報性整理してシンプルなスライドにしないと、伝えたいことが伝わりません。
シンプルなスライドとは、見た人にすぐにメッセージが伝わるスライドです。
1枚のスライドを1つのメッセージと1つのビジュアルでまとめることでシンプルで伝わるスライドになります。
1M×1V÷1S=伝わるスライド
足し算ではなく掛け算なのは、メッセージとビジュアルがお互いに合わさることで相乗効果が生まれるからです。
なぜ、シンプルに作れないのか
シンプルなスライドが作れない一番の原因は「企画提案書」と「スライド」の区別が一緒になってしまっていることにあります。
企画提案書は、「読んで理解してもらう資料」です。 プレゼンが終わったあとでも、自分自身がいなくても読めば分かる資料になっている必要があります。
スライドについては、自分の話をサポートするもので、自分自身がいないと意味が無いものです。
「企画提案書とスライドはまったくの別もの」
という認識を持たないと、いつまでもシンプルなスライドにはなりません。
両方が必要な場合と片方で用が足りてしまう場合があります。一般に両方必要な場合は、企画提案書をそのままスライドとして使ってしまうことが当たり前のように行われていますが、
本当はまず企画提案書から仕上げてしまうのが普通です。そして企画提案書をベースにスライドの構成に組み立てます。
■企画提案書
・自分はいない
・読む資料
・担当者が社内で使う道具
(資料が一人歩きする)
■プレゼンスライド
・自分がいる
・魅せる資料
・言葉をサポートする道具
(その場限り)