山のようにある
内定をとった先輩のES例
それを読めば読むほど「自分にはなにもない…」と感じ、真似をすればするほど違和感を感じて、ついには袋小路に追い込まれてしまう学生も多いと思います。
今回は、自己PRのネタがない人向けの「上手い」自己PRの書き方テクニックを紹介します。
“優秀そうな学生”を見て自信を無くすな
ESに書かれてある先輩のすごい経験を読んで自信をなくす必要は全くありません。
なぜなら、企業が求めているのは「すごい」学生ではなく、これから一緒に働いてみたい「おもしろい」学生です。
「●●の全国大会で…」
「◎◎で優勝して…」
就活の現場で“華々しい優秀そうな学生”を見るにつれ、ネタのない学生時代を後悔しどんどん自信を無くしてしまう就活生を本当にたくさん見かけますね。
その中で等身大の自分を表現していくにはどう考えたらいいのでしょうか?
話が上手ではない人でも、読んだ人が「おもしろい」と感じるものがあります。
それは、自分の経験をまるで物語のように「ストーリー」で読ませることです。
経験の中の「動機」を考える
「ストーリー」を書くときにはその物語の背景、キャラクターの設定をまず知りたいと思いますよね。
まずはじめに自分の生活や学生時代の出来事を、真っ白な大きな紙にどんどん書き出してみてください。あんなこと、こんなことをやった・・・思いつくまま書くのがポイントです。
ある程度かけたら、次に「なぜこれをやろうとしたんだろう」という「動機」を考えてみれば、その中にあなた自身の考え方を等身大で伝える自己PRが必ずあるはずです。
【注意】文章は「結」+起承転結で
ここで、注意してほしいのはESの書き方は、「【結】起承転結」
つまり、「結果をはじめに書く」ということです。
最初に「私の長所は〜です」「現状を分析して、解決策を出す力に自信があります」と結論を先に書きましょう。結論というのは、一番大切な部分いわばストーリーの肝です。
結論を先に書かなければ、その後の文章の内容がすっと入ってきません。
よく、はじめに長い説明から入り、結論が分かりにくい・何を言いたいのか分からないと思われてしまうESを見かけます。最初に結論をしめす書き方を意識しましょう。
まとめ
自己PRを評価するのは普段からあなたのことを知っている友達でもなく、年上の大人です。
一日に何枚ものESを読んでいる彼らは、なんの変哲もないPRの文章を最後まで読もうと思うでしょうか?
「あなたが、それでもナゼ頑張ったのか」、何に向かって一所懸命に取り組める人なのか、肩の力を抜いて、一度本当の自分自身を出しきってみましょう。