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はじめに
組織にいると、「この人は仕事ができるなぁ…」と憧れてしまうくらいバリバリ仕事できる優秀な人、いませんか?逆に、「この人は何をやらせても遅い」など、いろんな人がいると思います。
では、彼らの行動の違いとはなんなのでしょうか?
今回は自らのやり方を見直すためにも、「仕事が出来る人とできない人の違い」についてまとめました。
仕事ができない人は、タスクを頭で全て覚えようとする
仕事ができない人の特徴の一つとして、仕事や指示などについて「頭で全て覚えようとする」のです。
指示をもらったときは頭で覚えているものの、他の情報が入るとついつい抜けてしまう…あなたもそんなことはありませんか?
仕事ができない人はこういった抜けの発生から、あとで「あれもこれもやらなきゃ;;」となってしまうのです。
仕事できる人といえば
仕事ができる人は、仕事ややるべきことについて紙やアプリ、PC、付箋に記憶させます。
それにより余計なエネルギーを使わず、頭をフル回転させる事が出来るのですね。
どこに記録しているかさえ覚えておけば、あとはそれを見るだけでパッと把握できます。情報を探す手間も省けますし、曖昧な記憶に頼らなくてすむので、効率よく物事が進むのです。
仕事ができる人は、具体的な作業レベルでマニュアル化をする
仕事ができない人は、仕事をやりきった後に振り返らないので、次も一から考えながら作業…とか、無駄な手間をかけてしまいがちです。
一方で、仕事が出来る人はちゃんと自身の仕事を振り返り、
次に同じような仕事に直面したときによりスムーズに行えるようかなり具体的にマニュアル化します。
ここで重要なポイントとしましては、
マニュアルが「作業レベル」であるということ。
いちいち考えなくても、そのマニュアル通りでさえあればだれでもできるという作業レベルまで落とし込むのです。
1に何をして、2のステップではこの作業、という風に細かく書いておけば、
次同じようなことをするときに余計な負担を脳にかけることもなく、時間も有効的に使えますし、さらには他の人に引き継ぐこともできます。
仕事ができない人は、議論して満足する
仕事ができない人は、議論しただけで満足し、結果進んでいないということがあります。
ですが仕事できる人の場合、「次のアクションは何か」を決めるための議論を行います。議論をしただけで実行しないのは価値がないと知っているのですね。
仕事ができる人は、必要な情報が集まったらすぐに決断をする
決断を先延ばしにすると、仕事のクオリティーを殆ど上げない割に生産性を大きく下げることになります。
アクションをひとつに絞れないということは、いくつかの選択肢それぞれに時間をかけなければならないことを意味しますので、結果それぞれに時間を割く必要があるのですね。
仕事ができる人は効率よく時間を有効的に使いますので、先延ばしにするのではなく必要なものがそろい次第パッと決断をくだします。
仕事ができない人は、本質よりもルールに則って成果を評価する。
仕事ができない人は、ルールや慣例を重視し、そのルールにのっとって評価を下します。
ですが仕事が出来る人はそうではありません。
どれだけ顧客(ユーザー)にとっての価値を生み出したか
これを基準に評価します。
仕事=価値を生み出すものですから、正当に評価するのです。
特徴を項目化すると・・・
仕事ができない人
・情報が煩雑で、保管も一元ではない
・決断が遅く、作業も記憶を頼りにするところがあるので結果遅くなる
・携帯がLINEやメールなどで鳴りっぱなすので集中できない
・無駄なデータをため込んでしまう
・睡眠時間を削り、休まず働くことが多い
・すべて自分で処理し、経験を重視する
・社内を見て仕事する
仕事できる人
・情報やファイルを一元化してすぐ参照できるように整理している
・決断が早い
・集中を阻害するものは意識的に自分から遠ざけておく
・睡眠時間を削ると効率が落ちるのを知っているので、何よりも睡眠時間確保を優先、休憩もこまめにとるようにしている
・自分でやったほうが早い仕事でも部下に任せる(そうしないと部下が育たないので)
・経験ではなく過去の統計やデータを重視する
・社内ではなく顧客(ユーザー)をみて仕事する
終わりに
いかがでしょうか?
ご自身で当てはまる特徴があるかと思います。
仕事が出来る人は決断が早く、無駄を徹底的に無くすことで効率よく進めているのですね。
逆に仕事できない人は
「睡眠時間を削ってでもやる」「社内の人を見ながら仕事する」「情報がいろいろなところに散らばっているので探す時間もかかる」…。
こうして考えてみると、仕事できない人は
仕事が遅い→睡眠時間がなくなる→効率が落ちる→さらに仕事が遅くなる
といった負の連鎖に陥りがちですね;
自分が頑張ればいい、ではなく、良い意味で「頑張らずに仕事するためにはどうしたらいいか」を考えながら仕事に取り組んだ方がいいのかもしれません。