この記事は前回の続きになります。
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概要
前回はSSHの接続環境を作成しました。
今回はApacheのセットアップをします。
手順
1, Apacheのインストール
- CentOS側で”sudo dnf install httpd“を実行
- “sudo systemctl start httpd”を実行
- “sudo systemctl enable httpd”を実行
2,Firewallの設定
- CentOS側で”sudo firewall-cmd –zone=public –add-service=http –permanent“を実行
- “sudo firewall-cmd –zone=public –add-service=https –permanent“を実行
- 自身のローカルIPアドレスにブラウザでアクセスし、動作しているか確認する
3,ドメインの設定
- No-IPでドメインを取得する
- ルーター、もしくはDUCからドメインを関連付けさせる
- ルーターのポート変換(機種により違いあり)で22、80、443のポートを自身のローカルIPアドレスに関連付けさせる
4,Virtual Hostの設定
- “/var/www/”以下に3で取得したドメイン名のフォルダを作成する
- “sudo chown -R apache: /var/www/ドメイン名”を実行する
- “/var/www/”以下にドメイン名+”.conf”という名前のファイルを作成し、以下の記述を自身の環境に合わせコピペする
<VirtualHost *:80>
ServerName ドメイン名
ServerAlias ドメイン名
ServerAdmin メールアドレス
DocumentRoot /var/www/ドメイン名/public_html
<Directory /var/www/ドメイン名/public_html>
Options -Indexes +FollowSymLinks
AllowOverride All
</Directory>
ErrorLog /var/log/httpd/ドメイン名-error.log
CustomLog /var/log/httpd/ドメイン名-access.log combined
</VirtualHost>
5,Virtual Hostの確認
- “sudo apachectl configtest”を実行しエラーがないか確認する
- “sudo systemctl restart httpd”を実行した後、アクセスできているか確認する