この記事は前回の続きになります。
概要
前回は仮想マシンを作成し、CentOSの固定IPアドレスを設定しました。
今回はSSHの接続環境を作成します。SSHを使うことで仮想マシンを操作することが楽になります。
手順
1, SSHのセットアップ
- CentOS側で”sudo dnf install openssh-server”を実行
- “sudo systemctl start sshd”を実行
- “sudo systemctl enable sshd”を実行
2,接続する
WindowsのPowershell内で”ssh root@ipアドレス”を実行し、ログインを行います。ここでは利便性を重視してrootユーザを使用します。
3,ファイル共有の設定
- WinSCPをWindowsにインストール
- 新しいセッションを開く
- ホスト名にIPアドレス、ポートに22、ユーザー名、パスワードをそれぞれ入力し接続します
これにより、WindowsとCentOS間でファイルのやりとりが行え、設定によってはインターネットからCentOSを操作可能です。
4,SSHの設定
CentOS側で”sudo vi /etc/ssh/sshd_config”を実行し設定ファイルを開きます。
“Port”の行ではポート番号を変更できます。 “PermitRootLogin”の行ではrootを許可するかを変更できます。