「お客様目線で対応いたします」
「お客様目線で行動しろ!」
という言葉をよく耳にするかもしれません。
ただ、単に「お客様目線」といっても、どのようにすればお客様目線になれるのか?
ということがわかりにくいと思います。
お客様のことはお客様にしかわからない
・売る立場
・買う立場
であるので、簡単には買う立場の人のことはわからないと思います。
「これが当社の売りです」
と言われても、お客様にとっては必要のないものである場合がほとんどです。
「これを欲しているはず」
「買ってくれるはず」
と思い込んでしまっては、真にお客様目線に立つことはできません。
では、どうすればお客様のことがわかるようになれるのか?
お客様自身に質問する
ことが一番早いのです。
考えるよりもお客様とのヒアリングの時間を取る
ああでもないこうでもない…
という時間を過ごすよりも、
お客様に直接お聞きした方が早いという場合は多いです。
ただ、なんでもかんでも聞くというのではなく、
ある程度の準備は必要ですが。
・何を達成したいのか?
・予算はいくらか?
・納期はいつなのか?
・企業イメージはどのようなものにしたいか?
など、お客様自身が望んでいる点をヒアリングし、それを踏まえた上でサービスが提供できるようになるのです。
お客様の期待にこたえ続ける
お客様に対し、敬意を払っていますか?
仕事ではもちろんですが、生活の中でも相手への敬意というものは無くてはならないものです。
お客様自身が必死に働いて稼いだお金で、
私たちを信頼して、仕事の依頼をしてきてくれているのです。
まずはその大前提を忘れてはいけません。
「自分だったらこの仕事にいくら払うのか?」
を自問自答してみて下さい。
頂いているお金と見合わなければ、詐欺と同じです。
頂いている料金以上の過剰なサービスをしている場合では、それはお客様に詐欺をさせているのと同じ意味になってしまいます。
金額や規模でお客様を判断しない
お金を頂いている以上、全力でサービスを提供する義務があります。
大企業だから全力でやって、小さな会社だから手抜きをするようでは、
お金を頂いている相手に対し失礼ですし、仕事の責任を果たせていないと思います。
予算や利益で動くのはもちろん悪い事ではありませんが、
受注した以上、手を抜くことなく全力で仕事に向かわないといけません。
お客様に期待されていることが達成できているか
全力で行動できたか
これを毎回チェックして、
きちんとやるだけで、お客様目線の仕事へと昇華できるのです。