今回は、「誰でもすぐにできる 売り上げが上がる キャッチコピーの作り方」について参考にまとめます。
この書籍では、
キャッチコピーを作るコツについて紹介されていますので、
その内容を参考にさせていただきます。
ターゲットを明確にする
漠然と、「若い女性」「サラリーマン」「主婦」
と言っても、ターゲットが広すぎてあまりピンとくる人はなかなかいません。
例えば若い女性であれば、そこら中歩いていますし、お店の店員さんでさえ、若い女性が多いです。
そんな中で、「そこの若いお嬢さん」と言われても、
誰も「自分のことだ」と思ってはくれません。
「そこの眼鏡をかけた、ニット帽をかぶったお客様」
みたいに条件を絞るほど、「自分のことだ」と感じてもらいやすくなります。
逆に言えば、
それ以外のお客様に対しては何の呼びかけもできませんが、
具体的なアプローチとしては有効な方法になります。
欲求の分類と商品
ターゲットとなるお客様の欲求を大きく分けると、
①苦痛から逃れたい欲求
②こうなりたいという欲求
この二つだそうです。
苦痛から逃れたい欲求
- ・首が痛いので解消したい
- ・おなかが痛いがどうしてもトイレに行けない状況
- ・大事な会議なのにどうしても眠い
など、今すぐにでもどうにかしたいという切羽詰まった欲求のこと。
こうなりたいという欲求
- ・おいしいものを食べたい
- ・家族旅行に行きたい
- ・芸能人みたいにきれいになりたい
というような、願望的な要素が強い欲求になります。
自社で提供できるサービスが、
どちらの欲求を満たすか、または両方満たせるのかを明確にするだけでも、
ターゲットを絞る手掛かりになります。
ターゲット明確化の4つの質問
- ①あなたのサービス・商品を必要としているのは、どんなことで困っている人ですか?
- ②どんなことで悩んでいる人ですか?
- ③どんなことに不満を持っている人ですか?
- ④どんなことを望んでいる人ですか?
これらに答えていくことで、ターゲットが明確になります。
単なる「サラリーマン」「若い女性」「主婦」
などではなく、
どんな生活をしていて、何歳ぐらいで、趣味はなにか、どんな悩みがあるのか、家族構成はどのようなものか
まで具体的に描ければさらに効果的かもしれません。
より具体的にすることで、
「あなただけ」のサービスを演出することができます。