政府のレポートではIT業務の従業員は、今よりもっと増加するだろうと言っています。技術者への期待の高さが伺えます。
そんな中、今やコンサル手ヒング会社がデザイン会社を買収する時代になってきており、記述を組み合わせながら発想力を広げていくことが、「わくわくするエンジニア」として進化するヒントになります。
論理的、分析的、統計的なことはAIにサポートしてもらい、仕事を楽にする。そして、創意工夫という人間としてのエンジニアの楽しさを感じていく。いずれもAIの時代にて、技術者が幸せに働くために大事なテーマとなってきています。
アナログなデータにこそ面白みがある
大量のデータを保持し、活用していくことがAIビジネスのポイントです。
グーグルはネット上にアップされたデータしか分かりません。
自分が朝何を食べて、何時にトイレに行き、それは快便であったのかというようなデータはネットにアップしない限りグーグルも知ることができないのです。 そういったアナログデータにこそ価値があり、そしてそれらは膨大に手つかずのままとなっているのです。
例えば、トイレ。
もし排泄物の成分を分析するトイレが自動で行うとしたら、どんな価値が生み出せるのでしょうか。「健康であるか」「不調であるか」という情報をトイレが伝えてくれることが可能になるでしょう。
自分の体の状態は病気になって検査するか、健康診断でしかることはできません。病院は病気のデータを沢山持っていますが、健康のデータは実は誰も持っていないのです。
もしトイレメーカーがこのような便利さや快適さを提供してくれたらどうでしょうか。 毎日の健康データを提供することを引き換えに、自分の体にあったサプリメントが安く買えるようになると、考えて見る価値がありそうです。
現場のデータにこそ宝の山があります。
だからこそプロダクトの機能を高めることばかりに注力するのではなく、「ユーザーはどういう使い方をするのか」を知るため、エンジニアは現場に深く入っていくことが求められるのです。