IT事業者の売り上げはビジネスモデルによって異なります。
なので見積もりはビジネスモデルによって変わります。
ちなみに……..
・IT事業者の経費にとって大きな割合を占めるのは人件費。ちなみに受託開発と自社開発で少し異なります。
【受託開発の場合】
・下請け(準委託型)= 人数 × 人月単価 × 月
・元請け(請負型)= ユーザー企業と一括請負契約を結んだ際に提出した受注金額
<受注金額の項目>
1. ハードウェア費
2. パッケージソフトウェア費
3. システム開発費
3.1 要件定義書
3.2 設計費
3.3 プログラミング費
3.4 テスト費
3.5 導入費
3.6 指導費
・システム開発費は細かく項目することが出来ます。
<人件費>
・閑散期と繁忙期が発生するため、多くの開発スタッフを外部から調達してプロジェクトを回します。
➡そのため委託費の割合が売上原価において高い割合を占める。
<利益率>
・プロジェクトが上手くいけば10%程度の利益を確保できます。
・しかし要件定義や設計、外注管理などで失敗すると経費が見積もりを上回り、大赤字を招きがちです。
【自社開発の場合】
・パッケージソフトウェアの売り上げ = ライセンス価格 × ライセンス数
・サービスの売り上げ =月額利用数 × 利用者数 × 月
<人件費>
・基本的に自社のエンジニアが製品やサービスを開発します。
➡そのため、労務費(社員の人件費)の割合が高いです。
<利益率>
・製品やサービスの利用者が増えれば高い利益率を確保できます。
・しかし市場から評価されずに消えていくのもめずらしくありません。